- 更新日
- 2020年05月09日
- 公開日
- 作成日
- 2020年05月08日

検査室で白衣の下にカーディガンを着て、1年間で8着も着潰した私がやっと見つけた、毛玉になりにくいカーディガンをご紹介いたします。
ウールやアクリルは必ず毛玉ができる
この記事をご覧になっているということは、毛玉がでない素材をお探しだと思うので、既にお気付きかと存じますが、ウールやアクリルの素材は必ず毛玉が出ます。
あと、「カシミア」や「ニット」という表記がある商品も毛玉が出ます。
なぜそんなに言い切れるかというと、1年間、白衣を着る寒い検査室で働いていたのですが、たったその1年で8着のカーディガンを着潰したからです。
1着4,000円~6,000円のカーディガンを1年間で8着も着潰したというのは、中々だと思いませんか…
頑張った私!
毛玉ができにくいカーディガン
結論から言うと、gicipi(ジチピ)というイタリアのメーカーのカーディガンは毛玉ができにくいです。 注:gicipiさんは「毛玉ができにくい」というセールスは行っていないので、あくまでも私が、実際に使用した経験からの紹介です。

gicipiのカーディガンは種類が何種類かあるのですが、私がおすすめするのは、シルケット加工がされているタイプの商品です。
シルケット加工が施されていると、若干光沢があるので普段着としてはちょっと合わせづらいですが毛玉がかなりできにくいので、デスクワークでは重宝します。
特に私の場合は、頻繁に手を動かす職種だったので、カシミア等のカーディガンは擦れて2週間ももたずにボロボロになっていました。 そんな環境でも、gicipiのシルケット加工がされているカーディガンはノーダメージだったので、すごい製品を見つけちゃったな と感動したものです。
デスクワークの方(特に女性)ならお分かり頂けるかと思いますが、机に袖がこすれると、すぐに毛羽立つんですよね。
あ。ちょっと小ネタになりますが、本物の白衣って結構ザラザラしてて、めちゃくちゃ擦れるんですよ。私が勤めていたのは検査室なので、医師の物とはちょっと違うかもしれないですが。
また、衛生管理が厳重な施設ではトイレや休憩の時しか白衣を脱いではいけない決まりになっており、白衣で敷地外に外出することも禁止されているので、 昔のように白衣にカーディガン姿のお姉様は見かけなくなりました。あの恰好好きだったんだけどな…残念。
洗濯はアクロンと柔軟剤で
カーディガンを洗濯する時のおすすめの方法として、
- 洗濯する前に服をバサバサと振って細かい汚れを振り落とす
- カーディガンは裏返して必ず洗濯ネットに入れる
- 洗濯はお湯ではなく必ず水で洗う
- 洗剤はアクロンがおすすめ
- 柔軟剤を必ず入れる
- 部屋干しする
上記1~6の手順をおすすめします。
…面倒くさいですか?
そう、カーディガンは面倒くさいです。
でも社会人として社内での身だしなみも必要な場面が多々ありますし、
この洗濯方法はカーディガンに限らず、ほとんどの洋服を長持ちさせることができますので、覚えておいて損は無いと思います。
日本製の洗濯機でこの方法を使えば、洗濯機の強さをドライコースとかに変えなくても、普通にザブザブ洗えるのでおすすめです。 ( もし海外に行く事があれば、特にアメリカの洗濯機は激しいので手洗いかデリケートコースで洗ってください )
おまけ情報:夏場、白衣の下に着るおすすめのシャツ
結構マニアックな話になるので、あまり需要がないかもしれませんが、白衣の下に着る服というのは結構むずかしいんですよね。擦れるので。
そこでおすすめなのが、桑和さんのポロシャツです。
桑和さんのポロシャツは、毛玉が出る心配が無いですし、メンテナンスがとても楽で、
前述したgicipi(ジチピ)のカーディガンとも相性が良いので、おすすめです。
医療従事者や、学芸員の方々で、白衣の下に着るものにお困りの方はぜひ一度お試しくださいませ。